半年で結婚相手を見つけた撫子の徒然ブログ

おかしいなと感じたのは、大桃は、なんというか、私を女の子として扱ってない気がしたのです。
いや、というより、尊重してくれるし、優しいし、感じもいいんだけど、恐ろしいほどに、男性特有のガツガツした感じや下心とか、ちょっと手でも繋ごうか、みたいな感じが、不自然なほどなかったのです。

7回目のデートをする頃にはこの人には奥手では済まされない何かがある、と怪訝に感じていました。

ちなみに大桃は途中からほのかにワリカン風になってきました。いつも払ってもらうので、と私がお金を出すと、2〜3000円くらいを受け取るようになりました。おごってくれよー!と内心思うこともあったけど、それはこの不自然な関係性に比べたら、たいした問題ではありませんでした。

ムカついていても時間の無駄なので、私から誘うことにしました。ご飯でも行きたいです^ - ^みたいな普通のラインをすると、スッゴい感じよく、もちろん是非是非行きましょー!(^^)みたいに返ってきました。
そこからは何が食べたいか聞かれて予約してくれて、みたいな流れでした。デートは楽しくて、大桃も次どこ行こうか?みたいな話をして別れました。

大桃との待ち合わせは六本木とか品川とか、そんな場所が多かったと思います。映画を観たり、ご飯食べたり、お酒飲んだり、ぶらぶらしたり、ほんと普通のデートを何回もしました。
会話もそこそこ盛り上がるし、大桃は普通に優しいし、ラインも毎晩必ずしていました。
しかし、私は途中から、何かがおかしいなと思い始めました。