個人的見解ですが、一般的にはこの人はないなと思う時、2.3回デートしたら、そこでなんとなくフェードアウトしていくものかなと思います。
今でも、7回もデートするのは多すぎない?とは思います。すごく人懐こくて、話をするのが苦じゃないタイプなので、なんとなくズルズル7回くらい会ってしまったのかもしれません。私はそういう時、「私のことどう考えてますか?」とやんわりと聞けるタイプですが、大桃からはそういうことは聞かれたくないという空気が常に放出されていて、(恋愛の話を振っても全然広がらなかったし)これ以上踏み込めないなといつも感じていました。

だから数年後に大桃がバツイチだった事を聞いて「ああ、まさに彼はそんな感じだったかも」と合点が行きました。彼の出身大学や勤め先を聞くと、きっと外には出さないけどプライド高いんだろうな、顔もプラスしてすごいなと仰ぎ見てました。彼の恋愛の話自体触れられたくない空気と、またバツイチであることを、7回も会って全く開示しなかったのは、彼の傷心と自尊心の高さを窺わせました。  

大桃は別に手を出して来るわけではなく、ずっと爽やかで、陽気な人柄だったので、私は人として今も好感を持っています。当時はモヤモヤしまくりでしたが、超素敵な人だったので、出会えたことはハッピーだったなと思います。